2009/03/15

西武鉄道 4000系「ストロベリーエクスプレス」号


保谷-ひばりヶ丘間にて。
 「早春の秩父へ、いちご狩りに行きませんか?」というキャッチフレーズで西武鉄道の企画で「ストロベリーエクスプレス」号が池袋-西武秩父間で運転された。西武鉄道としての沿線イベント企画での一般募集団体列車は、車両基地公開を除くと、渡辺美里の西武ドーム球場コンサート以来ではないだろうか?
 使用されたのは秩父線の主力、4000系。休日には池袋-西武秩父間の西武秩父線直通快速急行として池袋まで姿を現すが、それは4連×2の8連。今回の4連での池袋線運行もひさびさかと思われる。
 ステッカーではあるが、ヘッドマークが付けられ、池袋線沿線各駅に停車して、西武秩父へと向かった。
(動画は思いがけずミスをしたため掲載取りやめです。)

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2009/03/13

高崎線 489系急行「能登」



上野駅にて。
 寝台特急「北陸」の後、30分後、同じ金沢へ向けて夜行急行「能登」が出発する。使用される489系は国鉄時代の特急列車全盛期の花形だった車両。なかでも国鉄特急らしいボンネット型の先頭車、それも今回はトップナンバー編成。週末夜の出発で翌朝金沢到着ということから寝台ではないものの人気のようだ。おそらく北陸新幹線の開業までは走り続けることと思われるが、車体を間近でみると長年の疲れがいたるところで目に付く。急行列車となってはいるが、専用の大きなヘッドマークを掲げて出発を待つ姿は長距離列車の風格が漂う。

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高崎線 寝台特急「北陸」EF81型牽引



上野駅にて。
 「あけぼの」に続いて上野駅13番線から出発するのは金沢行き寝台特急「北陸」。
 通常、上野-長岡間はEF64型1000番台なのだがここ数日、EF81型が金沢からそのまま上野駅まで牽引してきている。その為、下りも当然のことながらEF81型がその仕業に就く。関東圏ではなかなかお目にかかれないEF81型の「北陸」ヘッドマークを掲げている姿。出発待ちの間、隣の14番線にはE231系の回送列車が到着。思わぬ2ショットとなった。
 気になるのはEF64型1000番台の運用だが明日3.14.のダイヤ改正以降、「あけぼの」の牽引にあたることにもなっているはずでどの様な運用が行われるのか楽しみでもある。

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高崎線 寝台特急「あけぼの」 EF81最終牽引上野駅出発



上野駅にて。
 明日、3.14.のダイヤ改正で寝台特急「あけぼの」の上野-長岡間の牽引機関車がこのEF81型からEF64型に変更になる。その最終日、上野駅での出発を撮影。
 最終仕業に就いたのは137号機。なぜかこの137号機には縁があるというか、’いつも’である。昨年夏場の撮影に3度行っているがすべてこの137号機。そして最後も137号機であった。
 この「あけぼの」の上野-長岡間がEF64型になってしまうことでEF81型が寝台特急の先頭に立つのは「北斗星」と「カシオペア」の2本のみになるが、青森車両センター所属のEF81型を見ることは定期運用ではなくなってしまった。
 逆に明日3.14.のダイヤ改正以降はEF64型が「あけぼの」のヘッドマークを掲げることになるが、その為に長岡車両センターにはEF64型0番台(初期型)が転属している。車暦40年を越えて初の冠付き特急牽引に就くというのは楽しみでもある。
 動画は尾久車両センターから推進回送での入線シーンを13番線から、出発シーンを14番線から撮影した。

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東海道本線 9001レ寝台特急「富士・はやぶさ」最終列車横浜駅入線



横浜駅にて。
 2009.3.13.歴史に残る日となった。半世紀に渡って走り続けてきた東京-九州間の夜行寝台特急。その最後の1列車となった「富士・はやぶさ」号が最終運行を迎えた。
 撮影の機会に恵まれず最終日となってしまったのが、このテールのカット。時間から走行写真では難しいので横浜駅での停車時間に撮影することとしたが、かつての「出雲」以来。それをはるかに超える人数に当初超小型三脚での撮影を予定したが駅助役との相談の結果、不許可。ギリギリの手持ち設定で準備していたが、列車到着の30分ほど前から一気に撮影者が増加。幸いにも規制ロープは張られなかったためわずかな時間だけ横浜駅に停車する姿を撮影できた。
 同時にVideo撮影も行ったが、入線は撮れたものの、出発は録画ボタンが押されてなかった(押したつもりが押されず)という大失態。最終列車の最後の姿を納めるのが今回の目的であったのだが。
 大勢の人々に囲まれて出発していった”ブルートレイン”「富士・はやぶさ」号。飛行機・新幹線での移動が便利になり利用客低迷ゆえの廃止。時代の流れで非常に惜しいが、時間をかけてのんびり列車旅を楽しむということが少なくなっている、そして人気もないという社会は寂しく思う。

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2009/03/08

東北本線 EF65型1059号 JR試験塗装機 3066レ



栗橋-東鷲宮間にて。
 今回の撮影の’トリ’はこの通称”センゴック”、EF65型1059号機。正面黄色の警戒色と側面めいっぱいに描かれた「JR」マークが最大の特徴。
 JR誕生時にJR貨物がテーマカラーを検討するために行った試験塗装。そのまま20年の歳月を過ごしたが、その運行もどうやらこの運行(明日午前中まで)をもって終了、引退とのこと。特徴ある車両が姿を消すのは非常に惜しい。その最後を飾るためにヘッドマークの取り付けが計画されたが何らかの事情により中止になったと聞く。惜しい。
 なかなかきちんと撮る機会に恵まれなかったが、最後も今にも降り出しそうな曇り空。最後の最後までツキがなかったようだ。

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東北本線 485系G58編成 特急きぬがわ4号



栗橋-東鷲宮間にて。
 すっかり定着した東武日光直通運転特急「きぬがわ」「日光」。好評ゆえに行楽シーズンには臨時列車が追加運行されるほど。JRと東武鉄道、双方に乗り入れ車両を用意しての相互乗り入れ。JR側の車両は485系特急車両を専用改造したG58編成6両。
 いつもタイミングが合わずなかなか撮れなかったが、思わぬところで撮影成功。

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東北本線 EF66型28号機 3064レ



栗橋-東鷲宮間にて。
 製造当初から貨物列車牽引用のEF66型。それがこの3月、半世紀続いた東京-九州間の夜行寝台列車”ブルートレイン”の最後を飾ることになるとは思いもしなかった。その花道はJR西日本に残ったEF66型だが本来の貨物牽引用にJR貨物に移籍した車両はカラーリングを少し変え、JR貨物更新色となった。そして運用範囲は最北端黒磯までの長距離運行に就く。後から付けられた屋上の冷房装置が目立つが貨物列車としての迫力は十分。
 何故かは判らないが滑り止めの砂を撒きながらの高速運転。さらに迫力増大。

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東北本線 EH500型38号機 3086レ



栗橋-東鷲宮間にて。
 通称”金太郎”のEH500型が牽く3086レ。このまま東北本線からかつての山手貨物線、今の湘南新宿ラインの線路を通って東京貨物ターミナルへ向かう。ほとんどの貨物列車が武蔵野線へ入っていく中で、昼間ちょうど正午頃に新宿を駆け抜けるというユニークな運行。それも2両1組のEH型機関車が牽引する。貨車20両の長編成。

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東北本線 EF210型113号機 5584レ



栗橋-東鷲宮間にて。
 やはり休日ゆえの事らしいが、単機運行でやってきたのがEF65型を置き換える為に新製されているEF210型。すでに150両ほどが運用に就いていてこの3月のダイヤ改正ではさらに運用範囲が広がる様子。通称”桃太郎”。そう名乗るならいっそブルーではなくピンクのカラーリングが面白いんではないだろうか。

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東北本線 211系普通列車


栗橋-東鷲宮間にて。
 E231系の多い中、国鉄型最後の近郊型車両211系も走る。撮影後に気づいたのが、先頭の付属編成先頭車クモハ211型3000番台のパンタグラフがシングルアームパンタグラフに交換され、かつ前部に霜取り用のシングルアームパンタグラフが増設されている。もう春が近く今年は目にすることが出来そうにないが211系のシングルアームパンタグラフ2丁、前パンタグラフを上げている姿を見てみたい。

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東北本線 EF66型107号機



栗橋-東鷲宮間にて。
 休日ゆえに貨物はないらしく単機運行でやってきたEF66型100番台107号機。新設計で増備された100番台ではあるが基本設計を変えなかった様で丸みを帯びた正面と直線的な側面がアンバランスの様な不思議な雰囲気を醸し出している機関車。

東北本線 「梅」


栗橋-東鷲宮間にて。
 E231系が行き交う休日の午前中。あいにくの曇り空だが、線路脇の梅が満開。

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東北本線 185系「おはようとちぎ」


栗橋-東鷲宮間にて。
 朝の上り列車の定番、185系での「おはようとちぎ」。平日休日問わず首都圏への足として特急車両を使っての速達列車。銀色の車両がほとんどになってしまったJR東日本の車両の中で数少ない鋼製車。

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東北本線 EF65型1045号機


栗橋-東鷲宮間にて。
 2009年3月ダイヤ改正目前。旅客ダイヤの変更と同じくして貨物ダイヤも変更される。その中で異色のEF65型1059号機、通称”センゴック”が引退、その最後の日曜運行が東北本線ということで有名どころの栗橋-東鷲宮間「ワシクリ」へ。わずかな差で寝台特急「北斗星」を逃したが、追ってやってきたのはJR更新色を纏うEF65型1045号機。タンク貨車を牽いていることから5582レと思われるが、1045号機は新鶴見機関区所属で、高崎機関区のこの運用には就かないはずだが既に転属済みなのだろうか。

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2009/03/06

高崎線 EF81型138号機牽引 寝台特急「あけぼの」


上野駅にて。
 今夜の寝台特急「あけぼの」の牽引に就いたのは136号機。このEF81型が上野から牽引する「あけぼの」も残すところあと1週間。3/14のダイヤ改正後、数多くの特急列車を牽いてきたEF81型も上野駅で見られるのは「北斗星」「カシオペア」のみとなる。
 上野-長岡間はEF64型の担当に変わり、それも見た目には面白いのだが特急牽引機というとEF81型で先頭を飾る銀色の帯がある方が美しい。
 青い車体のブルートレインもとうとうこの「あけぼの」「北陸」「北斗星」の3列車になってしまうが、夜行列車の旅行を近いうちにしたいものだ。

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東北本線 489系ホームライナー古河3号


上野駅にて。
 金沢から夜行急行列車「能登」として上野へやってくる489系。それも先頭はボンネット型の初期編成。それが折り返しの下り「能登」になるまで首都圏と通勤圏を結ぶ”ホームライナー”として走る。高崎線鴻巣駅までと、東北本線(宇都宮線)古河駅まで2往復。その”ホームライナー古河3号”として上野駅8番線へ入線し、古河駅へ発車するシーンをビデオ撮影。国鉄色を纏う古豪489系は”ホームライナー”であっても特急列車の風格十分。近くで見ると傷みが激しい部分があったりするが、しばらく運行は続くようだ。

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東北本線 寝台特急「北斗星」


上野駅にて。
 寝台特急「北斗星」の上野駅出発シーンをビデオで撮影して見る。短い三脚だったためにちょっときつい映像になってしまった。
 予定では反対側14番線から撮るつもりだったのだが、E231系普通列車が入線していて、13番線からの撮影に変更。
 夜行列車の出発は雰囲気があっていい。特に出発での汽笛が雰囲気をいっそう盛り上げる。そしてゆっくりと走り出す列車。
 青森まで牽引担当はEF81型88号機。今まで見たことが無い車両かもしれない。

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2009/03/01

東海道本線 寝台特急「富士・はやぶさ」 1レ



品川駅にて。
 3月ラストランの月、初日。東京-九州間最後の寝台特急「富士・はやぶさ」は東京駅を定刻に発車、品川駅を通過して行った。暗がりのホームで流し撮りを試みる。何とか見られるものが写った。それなりに夜行列車らしい感じが出たようにも思うが慣れない場所で光線状態もよくなく、いきなりのぶっつけ本番はなかなか思ったようにはいかない。
 あと12日。もう1,2回撮影出来るだろうか。

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東海道本線 寝台特急「富士・はやぶさ」 1レ送り込み回送


東京駅にて。
 東京駅10番ホームに掲げられている乗車口看板。この「寝台列車乗車口」も姿を消してしまうようだ。残る夜行列車「サンライズ」にはそれ用の札が掲げられている。



品川-新橋間(田町駅)にて。
 東京車両センターを出て東京駅へ向かう寝台特急「富士・はやぶさ」の送り込み回送。田町駅脇をゆっくりと東海道線を上って行き、機回しを行って、九州へのスタートの準備を整える。これも残すところあと12回。今回の牽引機は53号機。雨に濡れたブルーが綺麗に見える。

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東海道本線 EF65型501号機 品川駅単機入線





品川にて。
3/1。この日、旧東京機関区では歴代の”ブルートレイン”牽引機を揃えての撮影会が企画されていたらしく、かつての牽引機EF65型501号機、通称「Pトップ」が現在の所属先である高崎車両センターから単機で回送されてきた。その姿を品川駅に到着するところを撮影。いく度と無く走りなれた東海道線上りホームへ山手貨物線からすべりこみ、東京車両センターへ、入っていった。
 単機でヘッドマークも無いが、デビュー当時からの青とクリームの国鉄特急色をまとった姿は花形特急牽引機の風格十分。撮影会では「あさかぜ」のヘッドマークを掲げたようだ。

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東海道本線 寝台特急「富士・はやぶさ」



川崎-品川間(蒲田-大森間)にて。
 定刻から遅れること60分。雨の中を走ってきた寝台特急「富士・はやぶさ」。終着東京はもくぜんであるが、今日から3月。いよいよこの寝台特急「富士・はやぶさ」の廃止で東京-九州間半世紀続いた寝台特急列車の歴史が幕を下ろすまで13日となった。
 結局、撮影は感度はギリギリまで上げて、絞りを開けて先頭のヘッドマークをキッチリ写すことに。雨も小雨で影響は出ないだろうと。一応、想定通りに写ってくれた。
 動画には寝台特急「富士・はやぶさ」が通り過ぎた後、京浜東北線を併走した新鋭E233系京浜東北線仕様、そこへ下ってきたのはE233系に置き換えられつつある209系。209系には「ちばディスカバリー・キャンペーン」のラッピングが施されている編成でいい記録になった。

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東海道本線乗り入れ伊豆急2100系特急「リゾート踊り子」号(回送)



川崎-品川間(蒲田-大森間)にて。
 休日のみの伊豆急からの乗入れ運用。東京駅から特急「リゾート踊り子」号として伊豆急下田まで走る。使われるのは私鉄ならではの特異的なカラーリングが面白い2100系。ロビーカーは伊豆急線内に入ると太平洋を眺めながらくつろげるという。一度乗ってみたいものだ。
 211系に続けてズーム流しで撮ってみるがやはり中途半端感が残る。さてどうしたものか。

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東海道本線 211系普通列車


川崎-品川間(蒲田-大森間)にて。
 雨と待ち時間の合間に来る211系を撮る。光が少なく、どう撮るか迷う。感度を上げるか、流すか。流すことを少しテスト。ズーム流しのタイミングを掴んでみる。なかなか悪くないのだが、妙に昔の”飛び出す絵本”を思い出す写り。スピード感が出てよい面もあるのだが。
 211系も一説によると上越線・高崎線の置き換えに転用されるとも聞く。すっかり東海道線の’顔’になっていると思うが、性能・装備の面では新鋭E233系がよいのだろう。

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東海道本線 E217系東海道線仕様



川崎-品川間(蒲田-大森間)にて。
 天気予報はくもりのはずだったが、雨になった。都内での用事の前に撮れると考え思いついたのは有名処のひとつ、蒲田-大森間の跨線橋。(カマオオ、オオカマと言われているとか)
 カブられる可能性もあるがそれは諦めるしかない。跨線橋故に上から狙えばカブられることも無いのだが、狙いは”ブルートレイン”、やはり青の客車は綺麗に入れたい。側面からの撮影を敢行した。(寝台特急「富士・はやぶさ」の通過までまだ2時間あるが、すでに先客あり。やはりすごい。)
 やってきたのはE217系東海道線仕様。横須賀線からの改造転用。なかなか撮影に来にくい東海道線でなかなかタイミングが合わず撮影できていなかった編成。聞くところによるとE231系の増備運用が間に合わないことから転用されたが今度は横須賀線E217系の車両更新で予備編成不足となることから再び横須賀線に復帰するらしい。雨ではあるが、綺麗に撮ることに無事成功。
 四角いE231系近郊型よりこのくらい丸い方が近郊型らしいのはそれがまだ113系という意識があるからかもしれない。

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