2009/01/18

信越本線 「さよならEF55横川」 回9136レ



磯部-安中間にて。
 さよなら運転は高崎-横川間のわずかな区間だけ。終着の横川でも短時間で折り返し。なので撮影場所を探す時間はほとんどなく、定番の磯部-安中間へ。とりあえず決めた場所はイマイチな感じではあったが、移動する時間も、集まる同行の氏を考えると余裕がないのでここで待つ。
 運転時間を見ると下り普通列車が行った後に横川で折り返しDD51型842号機に牽かれて高崎へ戻る「さよならEF55横川」(回送)がやってくるはず。。。
 その時間間際になっても、下り列車はやってこない。もちろん上りの「さよならEF55横川」もやって来ない。何かトラブルでもあったかと思うと踏切警報機が鳴り出した。下り列車がやってくる。ほぼ間を空けずに上りもやってくる。
 カブられたか、、見事に。ただ見方を変えれば下り普通列車は湘南色115系3両編成。回送になってしまったのが惜しいが「さよならEF55横川」はDD51型842号機、国鉄原色で牽いてきたのも12系客車とEF55型1号機。この周辺の国鉄型が顔を揃えた。まるでEF55の最後を見送るかのようにすれ違っていった。
 そしてDD51型842号機に牽かれたEF55型1号機は高崎へと走っていった。「おつかれさまでした。」


大きな地図で見る

信越本線 「さよならEF55横川」 9137レ



群馬八幡-安中間にて。
 とうとうこの日がやってきた。EF55型1号機最終運転日。70余年走った旧型電気機関車は最後は信越本線高崎-横川間。12系客車6両とディーゼル機関車DD51型842号機を従えて、横川へ向かった。
 EF55型には所属機関区の高崎車両センターが特別にあつらえたヘッドマークが飾られた。特徴ある”ネコヒゲ”をデザインした落ち着いた雰囲気で最後を飾った。


大きな地図で見る