2009/05/01

西武鉄道 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」(仏子駅展示停車)



仏子駅にて。
 これほどまでに凝ったラッピングはそうそうないかと思う。あえて比べれば、わかやま電鉄 貴志川線の「たま電車」かもしれない。(あちらの方が内装もすべてなのでさらに上か。)
 デザインはもちろんの松本零士氏公認で、豊島園駅で出発式も行われたが、絵柄は見事ながら「銀河鉄道999」の文字は一切見当たらない。あえて入れなかったのか。あると’広告’と取られるため、とも聞いたが、確かにそうかもしれない。けれど今、「銀河鉄道999」は知られているのだろうか?TV放送もしていないし、映画もない。それにストーリーは楽しいものと言うよりかなりダークファンタジーな気がするのだが。
 しばらくこのデザインのまま運行されるということだが、3000系は秩父線の変電所改良で西武秩父までの運行が可能になり既に、休日の快速急行仕業にも就いている。公式発表でも池袋線・秩父線・狭山線・豊島線とされていることから西武秩父までの運転もあると思われる。山間部でのこの列車が快走する姿は一度撮影してみたい。
 動画は飯能から折り返し展示停車の為に仏子駅中線への入線の様子。

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西武鉄道 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」(キャラクター)





仏子駅にて。
 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」
主役キャラクターのラッピング

西武鉄道 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」(各車両4)





仏子駅にて。
 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」
5号車モハ3212
6号車モハ3311
7号車モハ3312
8号車クハ3012
(すべて山側)

西武鉄道 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」(各車両3)





仏子駅にて。
 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」
飯能寄りから
1号車クハ3011
2号車モハ3111
3号車モハ3112
4号車モハ3211
(すべて山側)

西武鉄道 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」(各車両2)




仏子駅にて。
 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」
5号車モハ3212
6号車モハ3311
7号車モハ3312
8号車クハ3012
(すべて海側)

西武鉄道 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」(各車両1)





仏子駅にて。
3000系「銀河鉄道999デザイン電車」
飯能寄りから
1号車クハ3011
2号車モハ3111
3号車モハ3112
4号車モハ3211
(すべて海側)

西武鉄道 3000系「銀河鉄道999デザイン電車」(急行飯能行)




仏子駅にて。
 西武鉄道では初と思われる企業広告ではないラッピング電車が登場した。ラッピングされたのは先日、車両番号表示などが簡素化された3011F。この為だったのだろうか。
 デザインは、漫画家松本零士氏原作の「銀河鉄道999」。主人公の鉄郎、メーテル、車掌さんが8両編成全車両に施され、見事にキャラクターが描かれている。先頭車前面にはメーテル(池袋寄り)、車掌さん(飯能寄り)の顔が描かれ、編成全体で「銀河鉄道999」の世界を表現。黄色い部分は3000系の”地”も生かしているが、細かい部分まで丁寧にラッピングしている。
 松本零士氏、西武鉄道、練馬区観光協会が、アニメ産業振興と地域活性化、沿線魅力アップの意向が合わさって完成したもの。当面このデザインのまま、通常の3000系の運行に就くとのこと。2009/9/9を”999の日”などとして何らかの企画があるのかもしれない。
 企業広告でなく、こういうラッピングは見ていて面白い。大歓迎。某大学の広告編成も走っているが、あれには呆れてしまうが、仙石線「マンガッタンライナー」などこういう’夢’があるような列車があちこちで走ってくれれば、と思う。次に見られるのはいつだろうか。
(動画は見事に設置ミス。ご勘弁。)

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