2009/03/13

東海道本線 9001レ寝台特急「富士・はやぶさ」最終列車横浜駅入線



横浜駅にて。
 2009.3.13.歴史に残る日となった。半世紀に渡って走り続けてきた東京-九州間の夜行寝台特急。その最後の1列車となった「富士・はやぶさ」号が最終運行を迎えた。
 撮影の機会に恵まれず最終日となってしまったのが、このテールのカット。時間から走行写真では難しいので横浜駅での停車時間に撮影することとしたが、かつての「出雲」以来。それをはるかに超える人数に当初超小型三脚での撮影を予定したが駅助役との相談の結果、不許可。ギリギリの手持ち設定で準備していたが、列車到着の30分ほど前から一気に撮影者が増加。幸いにも規制ロープは張られなかったためわずかな時間だけ横浜駅に停車する姿を撮影できた。
 同時にVideo撮影も行ったが、入線は撮れたものの、出発は録画ボタンが押されてなかった(押したつもりが押されず)という大失態。最終列車の最後の姿を納めるのが今回の目的であったのだが。
 大勢の人々に囲まれて出発していった”ブルートレイン”「富士・はやぶさ」号。飛行機・新幹線での移動が便利になり利用客低迷ゆえの廃止。時代の流れで非常に惜しいが、時間をかけてのんびり列車旅を楽しむということが少なくなっている、そして人気もないという社会は寂しく思う。

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