2008/12/31

2008年ありがとうございました。

2008年も12.31.大晦日を迎えました。
今年3月から撮影を再開して、9ヶ月あっという間に過ぎました。多くの情報を頂き、貴重な記録を残し、目で見て楽しめた1年弱でした。
列車情報、撮影場所をお知らせ確保、頂いた方には本当に感謝しております。
撮影機材も思い切ってグレードアップして”Canon 50D”に。デジカメ動画でオマケで撮っていた動画もFullHDのビデオカメラになりました。
それに伴い、このBlogも「3rd Season」を迎えました。
この1年思いもかけず、雑誌掲載されたりしましたが、来年も都合がつく限り、ひきつづき記録撮影して行きたいと思います。
来年はすこしでも同好の方に協力できるようにしたいと思っておりますので、ひきつづきよろしくお願いいたします。
では、よいお年を!!

Vagabond's Rail photography. -2nd Season-
  http://vagabondrail2nd.blogspot.com/

Vagabond's Railway photography.
  http://vagabondrail.blogspot.com/

・動画(YouTube)
  http://jp.youtube.com/user/hibachi0917
 

東北本線 寝台特急「北斗星」



栗橋-東鷲宮間にて。
 定刻より遅れること約20分。北海道からやって来た寝台特急「北斗星」。夜通し走ってきた東北は雪が多かった様子。ヘッドマークにも牽かれる客車にも雪が残る。「北斗星」用に赤い車体に銀色の”☆ミ”のデザインが描かれている。
 東海道線の寝台特急「富士・はやぶさ」が来年3月で廃止が決まり、青い車体のブルートレインは残り僅かになってしまった。この「北斗星」もかつて2往復あったのが現在は1往復に。「カシオペア」はまだ新しくプレミアムトレインとして人気があるが、20年以上を経過した客車24系ではキビしい時期を迎えているのだろうか。
 今年最後のカットはこの寝台特急「北斗星」となりました。雪と思われる遅れで下り普通列車に被られた惜しいカットとなりました。並んでくれればソレはそれでよかったのですが、いまひとつキリが悪い結果となった様で。残念。

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東北本線 E655系ジョイフルトレイン「和み」団体列車


東鷲宮-栗橋間にて。
 上野から颯爽と下ってきたのは先月初のお召し列車の任をこなしたE655系ジョイフルトレイン「和み」。お召し列車では3号車に特別車両”E655-1”を付けたが普段はこの5両編成で、高級団体列車のジョイフルトレインとして活躍する。
 今年の撮り納めとして、これをこの先の日当たりのよいところをラストカットにするつもりだったが、、、寝台特急「カシオペア」の通過時刻が約20分遅れ、その後の寝台特急「北斗星」も遅れた様子。その間に、このE655系団体列車が定刻通りに来てしまった。
 場所を変えることもままならず、逆光承知でしかたないカット。動画を撮るつもりも準備間に合わず。やむなし。
 しかし、茶色の車体ではあるものの周囲の光を見事に映し出し、本来の色を写真に残させないとも思える塗装はすばらしいの一言だが、撮る側にとっては憎い車両でもある。ラストカットは「北斗星」か?


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東北本線 EF65型1051号機牽引 石油返空5582レ



栗橋-東鷲宮間にて。
 大晦日、貨物列車は休みなく運行されている。東北へ石油を運んだ帰りの列車。高崎機関区のEF65型1051号機がその任を受けてタンク貨車を牽き根岸へと向かう。青空の下、駆け抜けて行った。

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東北本線 寝台特急「カシオペア」



栗橋-東鷲宮間にて。
 雪国北海道から一晩かけて上野へ向かう寝台特急「カシオペア」。オールA寝台のプレミアムトレイン。それをヘッドマークに雪を残しつつも颯爽と牽くEF81型カシオペア専用機。今回は92号機。車体の大きいゆったりとしたE26系「カシオペア」客車を青森から受け持つ。このEF81型も新鋭EF510型への置き換えが発表された。まだしばらく活躍が見られるが国鉄型電気機関車の活躍の場はまた少なくなってしまった。
 東北の雪が酷かったのだろうか。定時より約20分ほど遅れての通過だった。

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東北本線 485系ジョイフルトレイン「やまなみ」



栗橋-東鷲宮間にて。
 思いもかけずやってきたのは485系ジョイフルトレイン「やまなみ」。調べたところ、前橋から武蔵野線・武蔵野貨物線を抜けて東海道・大垣まで行くようだ。なかなかの長距離仕業である。撮影に来る度にこの「やまなみ」に出会うことが今年は多かった気がする。一度くらい乗ってみたいものだがそうそう機会は訪れそうにない。

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東北本線 E231系普通列車 560M



栗橋-東鷲宮間にて。
 2008.12.31.今年の撮り納めをしようと早々にまだ行ったことのない有名撮影地へ。行ったことがないと言っても何度も現地には立ち寄っている場所。夏から秋にかけては雑草が多く撮影不可となる場所にこの冬はきれいにかれていることを知り、期待できると思い向かってみた。
 予想通り、朝日を浴びながらカーブを抜ける列車を撮ることができる場所、通称’ワシクリ’。この先のストレートが有名だがこのカーブも広く知られている。雲ひとつない青空。Canon 50Dの撮影スタイルを「風景」にすることで空がよりきれいに映し出せる。実はこの設定は常時使用しているのだが、ここまで効果を見られるとは意外。
 Videoは写真の列車の後続で上下の行きかうシーン。普通列車は新鋭E231系に全て統一されている。

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2008/12/30

西武鉄道 6000系 20000系



保谷-ひばりが丘間にて。
 西武線の撮影地としては知られている通称”保谷のカーブ”。パターンダイヤのせいか、不思議とここで行き交い、並ぶ姿が見られる。ちょっと寄ってみると運よく、6000系の副都心線対応改造済み編成(右)と未改造編成(左)がすれ違う。どちらもすっかり池袋線の主力であるが、色が違うだけでも印象は大きく異なる。
場所を保谷駅近くへ移すと、池袋線では本数の少ない20000系同士のすれ違いに出会う。スッキリしたデザインだがヘッドライト・テールライトの位置は愛嬌のある顔に見せているよう。

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2008/12/27

中央本線 EF64型36号機牽引 205系VVVF改造編成配給 配9430





猿橋-鳥沢間(新桂川橋梁)にて。
 今回の撮影の目的がコレ。時刻表に載らない俗に言う”ネタ”はイマイチ気が乗らないというか、配給列車はともかく、廃車回送は寂しさいっぱいで撮る気にならない…、反面撮っておかなければ、と微妙。
 それでも今回は残り少なくなり東京へはすっかり姿を見せなくなった古豪EF64型0番台が牽引するという情報を聞き、この時間の上り列車主体で撮れる場所としてここへ。冬のこの時間、正面には日は当たらない。全て陰の場所にするか、側面だけでも日の当たるところにするか、苦渋の選択の結果。予定時間通りに配給列車”配9430レ”はやって来た。今回は36号機がこの運用に就いた。
 長野工場でVVVF化改造を終えた武蔵野線用205系の回送。連結器が異なるためつなぎ役で通称”ゆうマニ”、マニ50-2186を挟んでやって来た。ジョイフルトレイン「リゾートエクスプレスゆう」を非電化へも入線可能なように機関車牽引出来るようにした電源車が本業以上に活躍。
 もうめったに姿を見れなくなったEF64型を前に、数カット連写を試みるもCanon50DのRAW撮影バッファを使い切ると言う痛恨のミス。結果、決めるはずの1カットが撮れず。
※動画は下りE233系通過の後です。

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中央本線 E257系特急「かいじ114号」 3014M



猿橋-鳥沢間(新桂川橋梁)にて。
 ビジネス路線となった東京-山梨間を特急「あずさ」「かいじ」が「スーパーあずさ」の合間を埋めてE257系で走る。9連、11連と増減可能な運用で柔軟な対応を行う。9連の多い特急「かいじ」。貫通路の付いたいかつい様相の運転台を先頭に新宿へ向かう。

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中央本線 E233系普通列車1566M




猿橋-鳥沢間(新桂川橋梁)にて。
 中央線快速が大月まで足を伸ばすようになったのもすっかり定番となり、201系から置き換えられたE233系が「中央特快」の運用で走る。
ステンレス車体の銀色になったものの山間のオレンジ色は映える。
 しかし中央線というと”オレンジ色の車体”の印象はなかなか消えるものではない。物心付いた時から見ていたのだから。2編成残っているもののそれ以外は全てこのE233系になり、見る度にこれなのだが、中央線に特別な車両が来たようにしか思えないのは不思議なもの。

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中央本線 E351系「スーパーあずさ18号」 18M



猿橋-鳥沢間(新桂川橋梁)にて。
 中央本線最長の12連特急「スーパーあずさ18号」。スピードアップを図るために振子車体を装備して登場して以来、すっかり中央本線の中心的存在となったE351系。振子機構の為に低く設計された車体はスマートさとスピード感を十分に出す結果になったように思われる。

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中央本線 115系長野色普通列車 548M



猿橋-鳥沢間(新桂川橋梁)にて。
 豪快に鉄橋を響かせて渡ってきたのは長野色の115系6連。定期運用の548M普通列車。晴れ渡った桂川の上を定時に通過。

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2008/12/19

高崎線 EF81型98号機牽引 寝台特急「あけぼの」


上野駅にて。
 このヘッドマークは長距離の運行で傷んでいるかと思いきや、かなり新品の様子。割と頻度高く作り直されているのだろうか。「あけぼの」も数多くの変遷を経て、今の運行形態となっているが、またさらに牽引機の変更という歴史が加わることになり、この赤い車体のEF81 型に牽かれる期間もいきなり少なくなってしまった。

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高崎線 EF81型98号機牽引 寝台特急「あけぼの」


上野駅にて。
 今回の様子見撮影の主役は寝台特急。上野駅に場を移してみると時間の思い違いから寝台特急「あけぼの」が出発間際。今夜の牽引機はEF81 型98号機。このEF81型の牽引が来年3月からはEF64型1000番台へバトンタッチすることが発表され、既に記録に訪れる人が集まりだしている。時折、カシオペア牽引機やかつてのお召し列車指定機81号機が運用に就くことも予想されるため目が離せない列車となった。
 惜しいのはヘッドライトの写り。カメラ・レンズ性能とカメラ位置の関係があるのだろうけど、スッキリした写りにならず。やはり一眼レフでないとムリか。

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高崎線 211系


上野駅にて。
 出発を待つ高崎線普通列車。E231系が主力となった中、混じって活躍する211系。早くもデビューから20年余り。国鉄最後の近郊型電車には転属のウワサが聞こえてくるがまだ、15連の長編成で快走する。

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宇都宮線 185系200番台「ホームライナー古河1号」


大宮駅にて。
 7番線に滑り込んできたのは東海色を纏った185系200番台。平日夜の帰宅ラッシュに座席指定の特急車両「ホームライナー」の運用に就く。
上越色の185系が特急運用に就くが朝夕のライナー運用には東海色の185系が走る。このカラーリングは綺麗でいい。

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京浜東北線 209系0番台


大宮駅にて。
 角度を変えて1カット。コンデジではあるが、広角側でこれだけ写ってくれれば十分かと。ありふれている通勤電車もこのくらいの画角で撮ると迫力があって違って見える。ブルーのラインがよく映える。ちょっと車体の汚れが惜しい気もするが。

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京浜東北線 209系0番台


大宮駅にて。
 2番線で出発を待つ209系0番台。車体構造、走行構造、設備構造を1から見直して経済性・省エネルギーを追求した新世代通勤電車としてデビューして15年ほど。当初の耐用年数通り、住処の京浜東北線を離れることになったが、いつの間にか青一色が京浜東北線というイメージをこの209系が京浜東北線と思わせるようになっていた。大宮から大船まで各駅停車での出発の待機中の1カット。

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高崎線 489系「ホームライナー鴻巣」(回送)


大宮駅にて。
 間合い運用で通勤客の帰宅を応援する「ホームライナー鴻巣」で高崎線を鴻巣まで走った後、次のホームライナーとなるため大宮駅に戻ってきた489系。上りの先頭はかつての横川-軽井沢間の碓氷峠でEF63型電気機関車を補機に付けるために連結器カバーが無く、連結設備を持っている。しかし、金沢からの長距離運用を間合いで使うのは、年月経ってきた489系には酷ではないだろうか。
 光源の発色がいまひとつになってしまったのが惜しいが、上りの回送が撮れることが判っただけでもよかった。

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京浜東北線 209系500番台 E233系1000番台


大宮駅にて。
 209系0番台が出発した後、2番線に到着したのはJR東日本最新鋭E233系1000番台。209系を全てこのE233系で置き換える計画で月3本程度のハイペースで導入されている。快適・省エネルギー・高安全性・バリアフリーと中央線での実績を踏まえ導入された。HIDのヘッドライトが輝く。車体も拡幅車体でラッシュ時にも若干のゆとりを生む。
 高性能コンデジと言われるCanon G10だが設定の勉強不足か絞りはF8までしか絞れず光源に対しての写りもいまひとつの感じがあり、こういった撮影にはやはり一眼レフのレンズに分があるようだ。

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京浜東北線 209系0番台 209系500番台


大宮駅にて。
 1番線、2番線で出発を待つ209系0番台(右)と500番台(左)。耐用寿命15年として製作された209系も置き換えが決まったがどうやらその耐久性は設計以上のようで転用計画も耳にする。しかしながら走り慣れた京浜東北線からは撤退が決まり、徐々にE233系に置き換えが進み数を減らしつつある。運よく1番線で姿を見ることが出来た500番台は3本運用に就いていたうち2本は京葉線へ転属済み。総武中央緩行線から転属してきて京浜東北線での活躍は残り僅か。幸か不幸か共にまもなくこの京浜東北線を去る2形式の並びが撮影できた。

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高崎線 489系「ホームライナー鴻巣」


大宮駅にて。
 某所ではバルブ撮影で「超」有名となった大宮駅。ちょっと思うことあってサブ機として手に入れた”Canon G10”を鞄に忍ばせ仕事帰りに立ち寄ってみる。
 平日なので貨物列車の待機やら、いろいろ撮れると思いきや、貨物列車は来ないか通過ばかり。
 そんな中、予定の一つは急行「能登」で上京してくる489系ボンネット編成の間合い運用の”ホームライナー”。調べてみると「ホームライナー鴻巣」と「ホームライナー古河」に使われてる。時間的にも何とかなりそうなので、向かっていきなりテスト撮影も出来ずに1カット。夏場明け方の急行「能登」では撮影できない下り側。車両は運よくトップナンバー”クハ489-1”。味気ない「ホームライナー」のヘッドマークが情けないが、特急車両の風格は十分。

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2008/12/15

東海道本線 寝台特急「富士・はやぶさ」EF65型1000番台1107号機EF66型代替牽引



藤沢-大船間にて。
 予兆は土曜の夜。つらつらネット散策。明日の「さよならEF55みなかみ号」の撮影行程を考えつつ、目に止まった一行「1レPF(EF65型1000番台)牽引」と。「ん?なんかあったんだ」。撮れるわけもないので、そのまま気にせず水上へ。待ち時間にネットを見てみると…。「2レ仕業に向けて準備中」。「!」明日朝、戻ってくる!
 昨夜の1レ寝台特急「富士・はやぶさ」にいつものEF66型に代わって1レに就いたのはEF65型1000番台1107号機。理由は前日の2レ寝台特急「富士・はやぶさ」運行中に鹿を跳ねた(馬鹿を跳ねたのではない)ことで、客車連結機器に障害を起こして1レの牽引が不能になったとのこと。 その為にひさびさにPF(EF65型1000番台)の代走登場!。何年ぶりかのPFブルトレ牽引、キタ━━(゚∀゚)━━! 減少の一途をたどる寝台特急。東海道本線の寝台特急もかつての花形だった「富士」「はやぶさ」が併合されて1列車になっている寂しさ。それでも、ブルトレ牽引用に製作されたEF65型1000番台(PF)が初の「富士・はやぶさ」のヘッドマークを掲げて上京してくる!これは撮るしかない、がどこで撮れるのか?散々考えた末に決めた場所に決定し、上越線の翌日には東海道本線への強行決定。
 夜明け前に目的地に向かうと同行の師匠(ほんと師匠です。)から決定した場所は撮影不可との先着して確認のメールが。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! それでも現地へ向かうことに。しばらくして、師匠が撮れる場所を探し出したと言うありがたいメールが!( ´∀`)。もう頭が上がりません。 惜しくも、冬の日差しに遮られてしまったが、PF牽引の寝台特急「富士・はやぶさ」はやはり、記憶の中の名列車。見れただけでも文句ナシです。( ´∀`) 師匠、ホントにありがとうございました。
 この寝台特急「富士・はやぶさ」も来年3月で運行終了が決定済み。おそらくこれが最初で最後のPF牽引「富士・はやぶさ」なのでしょう。

2008/12/14

上越線 「さよならEF55みなかみ号」



渋川駅付近にて。
 上り列車の時刻はほぼ定期的に走っている「EL&SL奥利根号」と同時刻。渋川駅では約25分ほどの長時間停車がある。
日も落ちてしまいほとんど暗くなってしまったが、逆手に長時間露光撮影。ちょっと距離があるのと柵の高さが高く、カメラの安定が今ひとつ。何度か撮りなおして見れる物の撮影完了。やはり機材は重要と言うか、ものをいうのか。
 もうすぐ終点高崎に着いてしまう上越線 「さよならEF55みなかみ号」はやはりさびしげに見えてしまう。ヘッドライトの輝きは美しいのだが、予定ではあと数日、信越本線を走る。製造から70年過ぎても走るのであればたまにでいいから走ってほしいのだが。

上越線 「さよならEF55みなかみ号」




上牧-後閑間にて。
 水上駅で転車台での方向転換を終えて最後の上越線運行となる上り「さよならEF55みなかみ号」は高崎へ向けて走り出した。
 天気予報通り、午後になっても今日は11/29の試運転の時と違って曇る気配は全くナシ。今回は下りも上りもツイてる。惜しいのは遠くに見える白く雪の積もった谷川岳は雲が掛かって見えなくなってしまった。それでも上越の山はくっきりと。初めは予定していた場所で待っていたが、冬の日差しは予想以上に低く木の陰は伸びる一方。あわてて場所を変更。同好の氏がいる場所は悪くない場所。その脇に入らせてもらってあとは、やってくるのを待つのみ。そして「さよならEF55みなかみ号」最後の上り列車はやって来た。下り坂のせいか、それなりに早い。1カット、引いてもう1カット。
低くなった日差しは逆に特徴的な”ムーミン”EF55型1号機の車体をキレイに写し撮らせてくれた。架線柱と信号設備が真ん中に来てしまったがそれはやむなし。

上越線 「さよならEF55みなかみ号」






岩本-沼田間にて。
 到着した時は雨降ってました。かな~りまずい状況ではあったものの、どーすることも出来ません。来るまで待つだけです。
 来ました。時間通りに。心配していた雨はこの30分前に上がって、日は差さない明るい曇り空。この場所には文句なし。そしてSLスジのせいかゆったりと、「壊れたか?」と思わせるほど。おかげでシッカリと撮らせて頂きました。
 それにしても、茶色の車体は見た目にはしっくりしていい色なんだけど写真にするのが難しすぎ。絞りどーしろって?ヘッドマークが写らないじゃないですか。客車もわざわざ会津「ばんえつ物語」の12系客車の展望車を’除いて’6両ってないでしょ。展望車付けておけばいいのに。色ももうどーでもいいカラーリングに思えますが、茶色い機関車の最後を飾る雰囲気ではないなぁ、と。それでも連結器に銀差しまでするんなら。テールも撮ってみましたが、反射板は取り外しましょうよ。テールサイン出すならもっとちゃんとしたモノをつけましょうよ。70年も走り続けた名機EF55型1号機に失礼ってもんですよ、ぐらい書いてみました。

2008/12/13

西武鉄道 E31型E31号機+E34号機 重連回送



飯能-元加治間にて。
 飯能でひと休み&折り返して所沢へ向かう。所沢から新宿線に転線して南入曽車両センターへ。やはりペースはゆったりのんびり。先行した快速渋谷行と次の列車までの隙間をぬって走る。それでも2つ先の仏子駅で後続列車の退避。ひたすらマイペース。他の列車のペースで走れないのが本当のところ。

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西武鉄道 6000系副都心線対応編成


飯能-元加治間にて。
 副都心線乗り入れ可能な6000系もその数は乗り入れ不可能編成を上回った。新宿線配属の6000系も改造の完了と共に池袋線へ転属。すっかり池袋線の「主」となった。行く先は「渋谷」。それも”快速”優等運用。埼玉西部の有名百貨店「まるひろ」のある街から渋谷へ向かう西武電車が出発するようになるとは。まったく想像もできなかった。

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西武鉄道 E31型E31号機+E34号機 重連回送



高麗(武蔵丘車両センター)-東飯能間にて。
 重連で武蔵丘を出庫したE31型E34号機+E31号機。今日の仕業は2000系の東急車輛への輸送回送。南入曽車両センターにあるリニューアル工事を施工する2000系をJR新秋津駅まで運ぶ1日目。いつも通り、ゆっくりのんびりとやって来た。渡り線の通過を正面で。奥に見える秩父の山の紅葉は真っ盛りらしい。

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2008/12/07

西武鉄道 E31型E31号機+E34号機 重連回送



飯能-東飯能間にて。
 飯能駅を出発して、武蔵丘車両センターへ向かうE31号機+E34号機。懐かしい”ツリカケ”を唸らせて走って行った。ここしばらくは2000N系の改造、30000系搬入甲種輸送の仕業が多いが工臨他、もっと活躍する姿を見せてほしい。

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西武鉄道 E31型E34号機+E31号機 重連回送





飯能駅にて。
 池袋線の折り返し駅飯能で一旦待機するE31型重連。今回の東急車輛からの2000系リニューアル編成の回送の任を受け持ったのはE31号機とE34号機。伝えられている話通りであれば、E31型の活躍はあと数回のみ。本当に引退してしまうのだろうか。 自動連結器でがっちりとつながっている両機。西武鉄道の社紋も誇らしげだが新形式、リニューアルで社紋の付いた車両は減る一方。1番ホームに入ってきたのは主力2000N系と並ぶ。この姿も見られなくなると思うと惜しい。

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西武鉄道 E31型E34号機+E31号機




仏子-元加治間にて。
 東急車輛でリニューアルを終えた2000N系を新秋津で受け取り、南入曽車両センターへ届け終えて、横瀬へ戻るE31型。今回の仕業にはE31号機とE34号機が就いた。小春日和の日曜日に紅葉深まった狭山丘陵を後に入間川を渡って秩父の山へ。軽く汽笛を鳴らしつつ鉄橋を渡って行った。

西武鉄道 6000系副都心線対応編成


仏子-元加治間にて。
 副都心線の開業に合わせて乗り入れ対応改造を行った6000系は正面を白塗装として他の6000系と容易に区別できるようになった。方向幕もフルカラーLEDになり、リニューアル。本数も未改造編成より多くなり池袋線の主力となった。

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西武鉄道 101N系+301系



仏子-元加治間にて。
 Smile Train 30000系の登場で、数を減らしつつある101N系が休日の急行運用に就いた。首都圏大手私鉄の中でも前パンタをかざして走る車両も少なくなってきたが、西武鉄道ではまだまだ活躍が見られる様子。しかし一時期の”西武イエロー”も勢力は徐々に縮小。アルミ・ステンレス車より、色合いもいいのだが。後に続いているのは101N系の8連。形式割り振りの関係から301系を名乗っているのはやや煩雑。

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西武鉄道 2000N系


仏子-元加治間にて。
 紅葉深まった狭山丘陵を抜けて終点飯能まであと少し。入間川を渡る急行運用に就く2000N系。2連と8連での10連運転。2連の前パンタは迫力がある。方向幕のLED化が進む2000N系でも2連はまだ幕のまま。写真にはキッチリ写るのはうれしい。

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2008/12/05

西武鉄道 E31型E34号機+E31号機 重連回送



高麗駅にて。
 明日、東急車輛から戻ってくる2000系を新秋津へ迎えに行くためにねぐらの横瀬から秩父の山を降りてきたE31型重連。高麗駅で下り特急との交換退避中の1カット。ちいさい電気機関車の活躍もだんだん回数が減ってきた様子。ヘッドライトを輝かせて元気に走っていった。今夜は武蔵丘車両センターで待機。



2008/11/29

上越線 EF55型1号機 旧型客車牽引試運転



上牧-後閑間にて。
 旧型客車4両を牽いて無事、水上まで走ったEF55型1号機”ムーミン”の試運転は帰路になり、水上を定時に出発。高崎へ向けて走り出した。
 惜しいことに日が翳りだし紅葉も、車体の輝きも今ひとつの惜しいカットになってしまったが、往路同様にSLと同一時刻でゆったりとやってきた。これで高崎に無事戻れれば来月の運行も快走を見せてくれることであろう。

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