2009/02/22

東海道本線 寝台特急「富士・はやぶさ」(?)


辻堂-藤沢間にて。
 狙いは廃止まで残り1ヶ月を切った寝台特急「富士・はやぶさ」の撮影。同じことを思う姿は多数。今回撮影に選んだ場所は有名どころより少し外れたところ。多少なりとも落ち着いて撮影できるであろうと。踏切脇になってしまうのが惜しいところではあるが、そうそう条件の揃う場所はない。
そして昨年の踏切事故の影響も・・・。通過予定の1時間前から踏切各所には警備員が監視警告を行う手配がされて列車の通過時にはメガホンで警告。何かあってからでは遅いだけにJRも配慮に抜かりない。
 ところが寝台特急「富士・はやぶさ」は予定時刻になっても現れず・・・。勘のいい方は、この前の記事伊豆急特急「リゾート踊り子」号の映像でお気づきであろう。何かしらの理由で遅れてきている。幸か不幸か警備員は業務無線で知らされるらしく、ありがたく約1時間遅れていると教えてくれた。これは待つしかない。そしてやってきた。ヘッドマークを誇らしげに掲げ、通い慣れたまっすぐな東海道本線を。
 結果は映像の通り。よって、写真はナシ。以上。 何のために早起きして行ったんだか、、、

東海道本線 JR乗り入れ伊豆急特急「リゾート踊り子」号


辻堂-藤沢間にて。(写真なし)
 伊豆急とは国鉄時代から相互乗り入れを行っていてJRとなった現在も続いている。JRになってからは伊豆急の車両がJR乗り入れ対応を行って、東京まで姿を見せるようになった。観光路線の車両が乗り入れてくる、それも特急列車としてというのは華があって楽しい。休日の朝、東京駅へ上るのは、伊豆急アルファ・リゾート2100系。特急「リゾート踊り子」号。東京で折り返し、伊豆急下田まで走る。この晴天では絶景が楽しめたことだろう。

東海道本線 183/189系団体列車 185系回送 E231系


辻堂-藤沢間にて。(写真なし)
 晴れ渡った冬の日曜日。東海道線はちょっとした賑わいに。来月いよいよ終焉を迎える東京-九州間の夜行寝台特急「富士・はやぶさ」の姿を記録しようと沿線のいたるところに撮影者の姿。
先日は富士山をなんとか背景にして撮影したが、列車だけの撮影を別の場所で行おうと、日の出早々に沿線へ。通過3時間前というのに既に有名どころには数名・・・。すごい。
そんな中、日曜日ということもあって団体列車が複数通過その姿を偶然ながら動画撮影。
そろそろ引退がささやかれている183/189系旧あずさ色。普段は”湘南ライナー”として運行される185系の回送。そしてすっかり東海道線の主役となったE231系が行き交う。
撮影は出来なかったが、先日は内房線で快速「春さきどり」号として走った勝田車両センターの485系K60編成の団体列車、同じく勝田車両センターの485系ジョイフルトレイン”ゆう”、”宴”が通過していった。

2009/02/15

内房線 C57型180号機牽引「SL春さきどり」号




袖ヶ浦-巖根間にて。
 今回の最大の目的はこの「SL春さきどり」号。”貴婦人”の愛称を持つC57型180号機が内房線を走るのはとりあえず今日が最終日。天気予報は晴れというものの日が差したり曇ったりの慌しい様相。しかし風はほとんど無く試運転の時と同じように綺麗な煙が期待できるはず、、、であったが残念ながら向こうへ流れてしまった。惜しい。
 しかし、鮮やかなヘッドマークを掲げて、汽笛を鳴らしてやってきたその姿は迫力というより綺麗と思わせる。磐越西線で「ばんえつ物語」を引く姿同様に内房線を快走。
 驚いたのはC57につながれた1両目のSL伴走車オヤ12-1の窓には「C57に夢を乗せて」の切り文字。さらには機関紙が「また会おうね」の横断幕を! 乗務員が沿線に集まったファンとギャラリーに手を振っている。イベント列車ならではの光景。
 列車の通過時には運よく日も差し、いい撮影となった。

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内房線 485系勝田車両センターK60編成 快速「春さきどり」号



袖ヶ浦-巖根間にて。
 今回のイベントのもうひとつの狙いはこの快速「春さきどり」号。485系を改修した勝田車両センター所属のK60編成。先頭車は上部に2つのヘッドライトを持つ1500番台。これが北海道初のL特急「いしかり」に使われたとは思えない。
 いままでなかなか綺麗に撮影できず今回は間違いなく撮れるはずだったが、惜しいことに日が差さずやや暗め。残念。
 白い車体に青い帯を巻いたすっきりとしたカラーリングの先頭には3匹のイルカの跳ねる姿が描かれている。そこから付けられた呼び名が”イルカ編成”、勝田車両センター所属であることから”カツイルカ”とも呼ばれる。海沿いには似合いの列車に今回のイベント特製ヘッドマークが鮮やかに掲げられた。

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内房線 113系4連+6連 E217系更新編成 211系3000番台





袖ヶ浦-巖根間にて。
 普通列車は横須賀線・総武快速線と直通運転をするE217系(写真中)と113系(写真上)が中心。昨年、113系の中でも老朽化著しくなった初期型を高崎線・宇都宮線で使用していた211系で置き換えた。房総各線用にカラーリングを青と黄色のイメージカラーに変更。先頭に集電効率向上のためにシングルアームパンタグラフを増設した。この編成は前後で異なるパンタグラフを載せている。 E217系の更新も進みつつあり、更新後は若干明るいラインカラーとなった(写真中)。 バリエーションが少ないと思っていた内房線も、待っていると意外に多種多様の車両がやってくる。

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内房線 E257系500番台特急「さざなみ」 183系団体列車 E255系特急「ビューさざなみ」





袖ヶ浦-巖根間にて。
 房総特急は数年前に一新されE257系500番台による”さざなみ”(写真上)とE255系”ビューさざなみ”(写真下)の2形式で運行されている。青と黄色は房総の海と春の菜の花をイメージしたカラーだそうだ。鮮やかで明るい。その特急が行き交う中、団体列車でやってきたのが183・189系の団体列車(田町車両センターH61編成)。E257系、E255系に置き換えられる前にこの房総特急として走っていた車両。先端の特急シンボルマークが取り外されてしまったのが惜しいが、思わぬ団体列車設定で新旧の房総特急が揃った。

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内房線 113系 E217系




袖ヶ浦-巖根間にて。
 晴れるという予報ではあったが雲が流れ、晴れたり曇ったりの繰り返し。果たしてこの先どうなってしまうのか。撮影の度に光を測りなおして設定。なかなか落ち着いてくれない。
 列車のダイヤがこの先の袖ヶ浦駅で行き交う様になっている。運よく(?)113系同士がすれ違う瞬間に巡り合った。それもちょうど日が差したわずかなタイミングで。この晴れ間が続いてくれればいいのだが、そうはさせてくれず、続いてやってきたE217系快速の時は曇り空。このE217系もデビューからだいぶ時が経ち更新編成が登場しているこれはデビュー時の姿のままの15連。

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内房線 DE10型1704号機牽引「DL春さきどり」号




巖根-袖ヶ浦間にて。
 内房線にSLがやってきた。たった3日間のイベント運行。その最終日。試運転では2ヶ所で列車の停車時間を利用して撮影できたが、SL人気で最終日は相当の人出となると考えて、場所を1ヵ所に決めて待つことに。
 選んだ場所は試運転の時に決めかねていたもう1ヵ所の場所。しかし既に出遅れ考えていたアングルでの撮影は不可。こればかりは仕方ない。
今回のイベントの1つはDE10型が12系客車を牽引する「DL春さきどり」号もあるが「SL春さきどり」号の場所を第一優先してあきらめる。その場所へ「DL春さきどり」号がやってきた。
 その時、列車を撮影しようとする数人が線路脇へ(写っていない)。それに踏切脇にいた婦人警官(写真中央)が気づき警告するものの一向に気にせず撮影をする輩。列車の警笛とともに警官の警笛も響く。非常に残念なシーンを見た。すくなくとも鉄道が好きなのであれば、ルールとマナーは守ってほしい。警官に注意されても無視するというのはあまりにもひどい。
 列車の最後尾につながれているC57型180号機を後追いで撮影。その姿はちょっと寂しいが、車体は美しい姿を見せていた。

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2009/02/11

内房線 C57型180号機牽引「SL春さきどり」号 試運転 試9121レ


幕張車両センター木更津派出にて。
 木更津へ到着後、客車を切り離して機関区となっている幕張車両センター木更津派出で整備中の姿。
 このあと、明後日2/13からの本番運用に向けた整備が行われるのだろう。
 奥には久留里線用の気動車があり、初顔合わせなのだろうが、これが最初で最後にはならないでほしい。

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内房線 C57型180号機牽引「SL春さきどり」号 試運転 試9121レ




袖ヶ浦-巖根間にて。
 「SL春さきどり」号は姉ヶ崎で長時間の停車時間が設定されており、その間に、内房線では数少ない上り坂で煙が期待できる撮影場所として知られている袖ヶ浦-巖根間へ。
 定刻。おそらくサービスが入っているとは思えるが、きれいな煙をあげてC57はやってきた。曇り空が惜しいがSLの走る姿は機械ではあるのだが、生き物のように思えるのは不思議。

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内房線 C57型180号機牽引「SL春さきどり」号 試運転 試9121レ




蘇我-浜野間にて。
 千葉みなと駅を出発して木更津へ向かう「SL春さきどり」号の試運転列車。内房線に”貴婦人”の愛称を持つC57型180号機がやってきた。磐越西線「ばんえつ物語」号の運用から外れ、関東・房総までやってきたのは初ではないだろうか。もっともSL全盛期にはこの内房線にもC57型は配置され貨物運用を担っていたと聞く。そこまで含めれば初ではないのだが、この美しい姿を関東に見せてくれたのはうれしい。ヘッドマークの無い姿を見られるのも試運転ならでは。

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内房線 E217系15連


蘇我-浜野間にて。
 横須賀線との直通運転を行う内房線列車はE217系に統一。2階建てグリーン車を含む10連と付属編成5連。組み合わせで運用されるが直通はほとんど15連。気がつけばこのE217系投入に始まる近郊型車両はすべて2階建てグリーン車2両を含む10連と付属編成5連に統一されている。東海道、高崎、宇都宮、房総各線、どの線区でもグリーン車の位置は4,5号車。判りやすくてよいのだろう。

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内房線 E257系500番台 特急「さざなみ」


蘇我-浜野間にて。
 房総特急はこのE257系500番台とE255系の2形式。国鉄時代からの183系から一新されて数年経ちすっかり馴染みとなった。E257系は中央本線特急「あずさ」用のE257系を房総各線用に変更した500番台。5両1編成で2編成10両で運用可能なように併結機能を持つ。
 内房線特急は「さざなみ」。5両での運用。

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内房線 DE10牽引「DL春さきどり」号 試運転 試9120レ




浜野-蘇我間にて。
 今回の内房線往訪の目的は「おいでよ房総 春!さきどりキャンペーン」で行われるイベント列車「DL・SL春さきどり」号の試運転の撮影。
 試運転は2/6から行われており、意外なことに2/7土曜日、2/11祝日にも設定されたので、運よく撮影できるチャンスとなった。
 本番運行と同じ時刻で走る試運転列車をまずはDE10型が牽く「DL春さきどり」号の試運転から撮影。定刻でやってきたが、最後尾には「SL春さきどり」号の牽引機C57型180号機が付いているため、45km/h制限でゆっくりとやってきた。

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内房線 113系4連+6連


蘇我-浜野間にて。
 内房線の主役と言えば113系。総武本線、外房線、内房線、房総半島の普通列車は一部211系に置き換えられたもののまだまだ主役。4連、6連があり、4両、6両、8両、10両と組み合わせで柔軟な運用をしている。最長10両編成でやってきた普通列車。10両ともなるとかつての総武快速線・横須賀線運用に就いていた時代を思い出させる。209系への置き換えが噂されているが房総半島にはこのカラーがよく似合う。

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2009/02/08

東海道本線 2レ 寝台特急「富士・はやぶさ」




茅ヶ崎-辻堂間にて。
 富士山を背景に狙ったのは2レ上り寝台特急「富士・はやぶさ」。3/13までの運行終了まであとわずか。この寝台特急「富士・はやぶさ」が廃止されることで、長年伝統を受け継いできた東京-九州間の夜行寝台列車の幕が下ろされる。惜しいことではあるが、時代は時間を求めた結果なのだろう。最後にもう一度乗りたかったがその希望はかないそうにない。
 今日の牽引機はEF66型50号機。下関から東京まで夜を徹して走ってくる。名列車「富士」「はやぶさ」が併合してしまったのも惜しいが、ヘッドマークを輝かせて走る姿は素晴らしい。
 ちょっと信号設備が入ってしまったが、富士山を背に走る「富士」の姿を何とか撮る事ができた。
 しかし高さも取れず、いまいち構図に納得が出来ないものがあるが、どう収めるのがよいのだろうか?なかなか難しい。

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東海道本線 185系C2編成(回送)



茅ヶ崎-辻堂間にて。
 東海道本線の特急は「踊り子」号。E251系を使用した”スーパービュー踊り子”とこの185系を使用した”踊り子”の2形式で運用される。
 回送で東海道を上って来たのは全般検査終了直後と思われるC2編成。車体塗装から足回りの台車まで綺麗な姿。ここまで綺麗な185系を見るのは初めてかもしれない。

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東海道本線 E231系(湘南新宿ライン)


茅ヶ崎-辻堂間にて。
 東海道線も113系が去って東京行だけでなく通称’湘南新宿ライン’の開業により、宇都宮、高崎まで直通するようになった。その長距離運行の主役がこのE231系近郊型。通勤型とほぼ同様の性能・装備ながら長距離用に2階建てグリーン車両、トイレ付き車両を編成に持つ。東海道線ではお馴染みの15両の長編成。冬空に浮かび上がった富士山を背に都心を目指す。

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