津久田-岩本間にて。
先日、大宮工場を出場し、見事に綺麗な姿で復活したEF55型1号機、通称”ムーミン”。その試運転を旧型客車4両を牽いて高崎-水上間で行うとのお知らせを頂いた。ちょうど土曜日でもあり、この素晴らしい知らせを、まだ撮影したことの無い上越線では唯一と言っていいほど、午前中に順光となる津久田-岩本間の通称”津久田のS”で撮影することにしてみる。
現地は小春日和の晴天の予報、背後の山は紅葉が深まり、見事な青空であった。空まで入れて色づいた山々まで含めるか、列車主体にするか悩ましいところであったが、綺麗な姿になったEF55型1号機が旧型客車を牽くとあっては列車中心にすることに。
時刻はEL&SL奥利根号とほぼ同じ時刻。SLの運転スジでもあり、試運転と言うこともあるのか比較的ゆっくりと”ムーミン”はやってきた。茶色の車体は光り輝き、従える旧型客車と深まった紅葉は、周囲を一気に四半世紀タイムスリップさせているのではと錯覚させるほど。
来月12月にはさよなら運転、来年1月引退が決まっているのだが、これだけの快走を見せられるのであればまだまだ走ってほしい。
※運転をお知らせ下さった方、撮影地を確保して下さった方、本当にありがとうございました。この場で失礼ですが、お礼申し上げます。
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